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スイス時計輸出、35年ぶり低水準も デモで香港が急減

【ジュネーブ=細川倫太郎】高級品を中心とするスイス製時計の輸出が大きく減っている。スイス時計協会は19日、2019年1~11月のスイス製の腕時計の輸出本数は前年同期比13%減の約1890万本に落ち込んだと発表した。ブルームバーグ通信によると、年間では1984年以来35年ぶりの低水準になる可能性があるという。最大市場である香港向けが大規模なデモの影響で大幅減となった影響が大きい。

「オメガ」を展開するスウォッチグループなど多くのスイス時計メーカーが、香港での経営戦略の練り直しを迫られている=ロイター

2019年11月の香港向けの輸出額は前年同月比27%減の2億1100万スイスフラン(約236億円)だった。前年実績割れは8カ月連続。デモの長期化で香港を訪れる旅行客が減少し、高級品の需要に急ブレーキがかかっているもようだ。

香港では高級時計「オメガ」などのブランドを展開するスウォッチグループや、「パネライ」を拝するリシュモングループなど多くのスイス企業が事業を展開する。しかし、現地の情勢不安から一部は人員削減や店舗閉鎖なども検討している。

スイス時計の輸出が減っているのは、香港市場の不振のほか、「アップルウオッチ」などスマートウオッチに押されて市場シェアを落としている面もある。

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