米TV録画サービスのTiVo、AV技術のエクスペリと統合

2019/12/20 5:41
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【シリコンバレー=白石武志】テレビ番組録画サービスの草分けとして知られる米ティーボは19日、音響・映像技術の米エクスペリと経営統合すると発表した。ストリーミング形式の動画配信サービスの普及によってティーボの専用受信機の販売は落ち込んでいる。今後は両社が持つ知的財産のライセンス事業に軸足を移す。

TiVoの専用受信機(2016年1月、ラスベガス)=ロイター

両社は共同の持ち株会社を新設し、ティーボ株1株に対しエクスペリ株0.455の比率で新会社の株式を既存の株主らに割り当てる。両社は規制当局の承認を前提に、2020年4~6月期の手続き完了を見込んでおり、経営統合後の企業価値は30億ドル(約3300億円)になるとしている。

ティーボの専用受信機は、加入者が好みそうな番組を学習して自動で録画する機能などで人気を集めた。音声圧縮技術に強みをもつエクスペリと合わせて、エンターテインメント分野を中心に1万を超える特許やアプリケーションソフトを持つという。今後はコンテンツ検索などの技術を外部にライセンス供与することで収益を拡大する方針だ。

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