インスタ、インフルエンサーにタバコや武器の投稿禁止

2019/12/20 2:00
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【ニューヨーク=大島有美子】米フェイスブック傘下の写真共有サイト、インスタグラムは18日、電子たばこや武器を宣伝するような内容の投稿をすることを禁止すると発表した。数週間以内に実施するという。企業がブランド広告を出すことはこれまでも禁じていたが「インフルエンサー」と呼ばれる発信力のある人々にも制限を広げる。

インスタグラムは電子タバコや銃などに関する投稿を近く禁じる=ロイター

投稿を禁止するのは、たばこ製品や武器を含む内容だ。さらにアルコール類やダイエット補助食品に関しても、来年をメドに特別な投稿ルールを設けると発表した。投稿を閲覧できる年齢に制限を設けることなどを検討しているという。インフルエンサーは、ルールに沿って投稿する必要がある。

米国では電子たばこの使用による健康被害が相次いで報告されており、特に未成年の患者の割合が高いことが指摘されている。カリフォルニア州やニューヨーク市などの米自治体は販売規制の強化に動いている。米国外でも、英国広告協会がたばこ会社に対し、SNS(交流サイト)を通じて電子たばこの宣伝をすることを禁じた。

インスタグラムは「クリエーター(インフルエンサー)は我々にとって欠かせない存在だ」と強調した。一方、SNSでの発信が若年層に広がる要因になっているという懸念もある。企業にとってインフルエンサーの影響力が増している裏返しでもあり、「自由な」投稿と、社会的責任の両立が課題となっている。

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