農林水産、輸出拡大へ司令塔 20年度予算案

2019/12/20 13:32
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農林水産予算は2兆3109億円(臨時・特別の措置除く)と前年度比1億円増えた。高水準の公共事業費を盛り込み、臨時・特別の措置を含むと2兆4117億円となった。

目玉は輸出の促進だ。2020年4月、農林水産省内に輸出拡大に向けた政府全体の司令塔組織が設けられる。95億円を投じ、国内で作った農産品や食品の海外展開を目指す。輸出に必要な証明書の申請・交付がワンストップでできるようにするほか、一元的な相談窓口も設ける。海外の食品衛生規制に対応した施設改修をする事業者には投資費用の一部を支援する。

豚コレラ(CSF)のまん延を踏まえ、家畜衛生対策に前年度の2倍超の101億円を投じる。ウイルスまん延防止に必要な経費を盛り込むほか、獣医師の育成、衛生指導の強化などを実施する。水際対策に10億円を計上し、空港での手荷物などを検査し違法な肉類の持ち込みを見つける探知犬を140頭まで増やす。

慢性的な不漁を踏まえ、水産資源の調査にも52億円を投じる。船によるデータ収集や分析により、漁獲可能量を推定し、科学的な資源評価に基づく漁業を実現する。外国漁船対策に180億円を計上し、取り締まりの船を1隻増やす。

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