高砂熱学工業、アイスペースの月面探査計画に参画

2019/12/19 17:22
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高砂熱学工業は宇宙関連事業を手掛けるスタートアップ、ispace(アイスペース、東京・港)が進める月面探査計画に参画すると発表した。資金を支援するほか、水の電気分解によって月面で水素と酸素を生成する実証実験を目指す。アイスペースは月面での水資源開発を目指しており、水電解技術を培ってきた高砂熱学工業との連携で月面でのエネルギー生成につなげたい考え。

高砂熱学工業が加わる月面探査計画「HAKUTO-R」の月着陸船と月面探査ローバーのイメージ(アイスペース提供)

高砂熱学はアイスペースの月探査計画「HAKUTO-R(ハクト アール)」に参画する。計画では2021年に探査機を打ち上げ月面への着陸を予定し、23年に新たに打ち上げる探査機で資源探査を目指す。高砂熱学は23年の探査に参加する。水と水電解装置を月面に輸送し、月面環境で水素と酸素を生成することを目指す。月で水が見つかれば、月の水から酸素や水素をつくることが可能になるとみて、エネルギーへの利用を目指す。

HAKUTO-Rには日本航空シチズン時計も参画している。日本航空は飛行機の整備技術などを月面探査機に応用し、シチズン時計はチタン素材の加工技術を探査機に提供する。

アイスペースは10年に設立したスタートアップ。宇宙探査機を軽くする技術などを持つ。米航空宇宙局(NASA)の月への物資輸送計画にも参加する。

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