バンダイナムコ、東京都心に13年ぶりゲームセンター

バンダイナムコアミューズメントは27日、東京都心の繁華街で13年ぶりにビデオゲーム機主体の本格的なゲームセンターを出店する。ゲーム競技「eスポーツ」の認知度が高まっており、格闘対戦ゲームなどが好きな若年層を取り込む。
池袋駅近くのサンシャイン60通り沿いに「namco(ナムコ)池袋店」を出店する。地上1階、地下1階で計1500平方メートル弱のゲームセンターで、ビデオゲーム機を主に設置する。ゲームファン同士の交流を促すような情報発信を担う拠点と位置づける。
同社が都心繁華街に本格ゲームセンターを開くのは06年に王子駅近くに開いた「ナムコ王子サンスクエア店」以来だ。直近はショッピングセンター内への出店が多くなり、家族層を狙ったクレーンゲーム機やシールプリント機主体の店舗が多かった。
eスポーツの認知拡大を商機と見込んでアニメ・ゲームのファンが集う池袋でビデオゲーム機需要の再開拓を狙う。