3カ月の町工場修業 パートナーづくり泥臭く
キャディ・加藤勇志郎社長 後編(日経STARTUP X)

2019/12/27 6:30
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キャディ(東京・台東)が開発した町工場とメーカーをつなぐ受発注プラットフォームは、数多くのパートナー工場の確保なくして実力は発揮できない。その信頼を獲得するため、加工現場で自ら作業したり、交流会を開いたりと「IT(情報技術)とモノづくりの距離を縮める」地道な取り組みを続けてきた。加藤勇志郎社長と、工場との関係構築を担当する幸松大喜サプライパートナーサクセス本部長は、動画配信サイト「Paravi(パラビ)」の日経オリジナル番組「日経STARTUP X」で今に至るまでの経緯を振り返った。

加藤社長と幸松本部長はマッキンゼー・アンド・カンパニーの元同僚。キャディ創業当初はホームページもなく、町工場のネットワークづくりは「実績ゼロからの信頼構築」を余儀なくされた。幸松本部長はキャディ参画前の3カ月間、工場で無償のモノづくり修業をしたほどだ。もっともITに理解のある多くの若手社長が同社の理念に賛同してくれたという。2月にはパートナーとの交流パーティーも開き、お互いの理解を深め合った。

キャディの加藤勇志郎社長(左)と幸松大喜サプライパートナーサクセス本部長

キャディの加藤勇志郎社長(左)と幸松大喜サプライパートナーサクセス本部長

同社のように町工場の事業分野にまで踏み込んだモノづくり系のスタートアップは日本でも珍しい。加藤社長は今後、板金・切削以外への取り扱い製品の拡大、地方のパートナーの発掘、受発注以外のサービス開発を進め、志と技術力の高い工場の支援を充実させていく考えを示した。

(2019年11月26日収録)

全編を動画配信サイト「パラビ」で配信しています

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