国連、北朝鮮非難決議を採択 日本は提出国から外れる

2019/12/19 7:06
保存
共有
印刷
その他

【ニューヨーク=吉田圭織】国連総会は18日、欧州連合(EU)が提出した北朝鮮の人権侵害を非難する決議案を15年連続で正式採択した。例年、日本はEUと共同で同様の決議案を提出していたが、今回は提出国から外れた。日朝首脳会談の実現に向けて、融和姿勢を示したとの見方もある。

決議は拉致問題の早期解決を要求し、今回は拉致被害者の「安否および所在に関する正確な情報の提供」を求めた。

北朝鮮の金星(キム・ソン)国連大使は決議について、「人権の促進と保護に全く関係ない」と強く反発し、同国では「人権問題は存在しない」と主張した。

例年、北朝鮮は同決議の採択時に日本を厳しく批判してきたが、今回はそれを避けた。2018年の会合では、日本を従軍慰安婦問題などを解決していない「犯罪国家」として批判していた。一方で、今回決議案を提出したEUに対しては「自らの深刻な人権状況を正すべきだ」と厳しく非難した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]