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教育主任が過去にも暴言 三菱電機、再発防げず

三菱電機の20代の男性新入社員が自殺し、兵庫県警が自殺教唆容疑で教育主任の30代男性社員を書類送検した事件で、教育主任が過去に暴言を吐くなどして会社から注意を受けていたことが18日、遺族の弁護士などへの取材で分かった。同社では過去にも社員の過労自殺や精神疾患による労災認定が相次いでおり、対応が問われる。

遺族は同社に対し原因究明と再発防止に向けた取り組みを求めていく考え。労災申請の時期については捜査の区切りを待って検討するとしている。

男性が残した書き置きによると、教育主任から指導を受けていた7月中旬に「殺すぞ」などと言われた。また、自殺しているのが見つかった8月23日の前日にも「自殺しろ」などの暴言があった。弁護士は教育主任は以前も新人教育の場で暴言を吐き、会社が注意していたとし、「防止対策をしなかった会社の責任は大きい」と指摘した。

弁護士などによると、男性は7月にシステム開発などを担う生産技術センター(兵庫県尼崎市)に配属された後、教育主任から一対一で指導を受けていた。8月末に新入社員による発表会に向け準備を進めていたが、そこでも教育主任から過大なノルマを課されるパワハラがあったとしている。

三菱電機の技術職や研究職では、2014~17年、長時間労働などが原因で自殺者2人を含む5人が労災認定された。

そのうちの一人、元研究職の男性がコメントを発表。同社では長時間労働やパワハラが何度も問題になってきたが、社内で情報共有されることはなかったとし、「誰も責任を取らないことが今回の事件を起こした原因だ」と訴えた。〔共同〕

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