広島電鉄、広島市でハイヤー運行 20年5月から

2019/12/17 19:40
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広島電鉄は2020年5月、9人乗りハイヤーの運行を始める。広島市発着とし、2時間以上から利用できる。公共交通が不便な地域も効率的に回れるとして、複数人で行動する外国人観光客らの需要を見込む。初年度に1億円強の売り上げを見込み、2~3年以内での収益化を目指す。

ハイヤー事業を担う子会社「ひろでんモビリティサービス」を20年2月に設立する。9人乗りのハイヤーを10台用意する。料金体系は未定だが、利用時間と移動距離によって変動する。旅行会社と連携して利用者を募るほか、広電のホームページから予約できるようにする。1日あたり65人の乗車を目指す。

ハイヤーの運転手は、広電の路線バスの運転手として働いていた人で、定年を迎えた人を再雇用するなどして確保する。

さらに同子会社は20年中に、中山間地域で配車サービスを始める。広島県内の鉄道やバスが通っていない地域で、住民らから配車依頼を募り、乗り合いで目的地まで乗せる。利用客の居住地や目的地をもとに、人工知能(AI)で最適な走行ルートを計算するという。

17日の記者会見で広電の椋田昌夫社長は「電車やバスの空白地帯を埋めるような交通手段にしたい」と話した。

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