フリー、初値2500円 公開価格25%上回る

2019/12/17 20:30
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中小企業向けのクラウド会計ソフトを手がけるフリーが17日、東証マザーズに上場した。初値は公募・売り出し価格(2000円)を500円(25%)上回る2500円だった。終値ベースの時価総額は1259億円で、今年の新規株式公開(IPO)ではSansan(1634億円)に次ぐ大きさ。成長性を評価した海外投資家からの需要が旺盛だった。

終値は初値比8%高の2700円。売買代金はマザーズで首位の472億円だった。

海外の機関投資家に売り出す「グローバル・オファリング」で、公募・売り出し株数の7割を海外に振り向けた。

同日都内で記者会見した佐々木大輔最高経営責任者(CEO)は「海外の機関投資家からの応募倍率が27倍にのぼった」と明かした。

2019年6月期は最終損益が27億円の赤字だった。月額課金のビジネスモデルで、会計ソフトの開発費や顧客獲得のためのマーケティング費用など先行投資がかさむためだ。今期は売上高が前期比54%増になる一方、最終損益は31億円の赤字の見通しだ。

佐々木CEOは「既存顧客からの売り上げが積み重なり、自然と損益も改善していく」と述べるにとどめ、黒字転換の具体的な時期については言及しなかった。

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