タイPTTEP、20年設備投資4割増 ガス開発加速

2019/12/17 16:25
保存
共有
印刷
その他

【バンコク=村松洋兵】タイ政府系の資源開発大手PTTエクスプロレーション・アンド・プロダクション(PTTEP)は、2020年の設備投資額を26億4700万ドル(約2900億円)とする計画を発表した。19年の当初計画に比べて4割増やす。アフリカのモザンビークなどの新規開発に充てるほか、既存ガス田の生産量を増やす。

PTTEPは2018年12月、三井石油開発などがタイ湾で保有する権益を落札した

新規開発ではモザンビークやマレーシア、アルジェリアの鉱区に4億2500万ドルを投資する。PTTEPの主力であるタイ湾のガス田は埋蔵量が減少しており、外国への投資で生産量を確保する。モザンビークは米資源開発アナダルコや三井物産との共同事業で24年の生産開始を予定する。

既存ガス田の生産維持と増産のために、設備投資額の7割に当たる19億4100万ドルを投じる。タイ湾やミャンマー沖の鉱区に追加投資する。20年の石油・ガスの販売目標は日量38万8千バレルで、19年比11%増やす。

毎年公表している今後5年間の設備投資額は、20~24年に142億3900万ドルとした。19~23年の当初計画と比べ5割増える。米シェブロンと三井石油開発がタイ湾に持つガス田の権益がPTTEPへ移る予定のため投資額が膨らむ。

PTTEPのポンサトーン・タウィシン最高経営責任者(CEO)は「安定的な成長のために資源開発を加速する」とコメントした。

電子版の記事が今なら2カ月無料

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]