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ニッケル、3週ぶり高値 中国指標の改善を好感

ステンレス鋼の原料に使うニッケルが3週ぶりの高値をつけた。指標となるロンドン金属取引所(LME)の3カ月先物価格は16日に1トン1万4200ドルと前週末から30ドル上昇した。直近の安値をつけた4日からは1080ドル(8%)高い。中国の工業生産の改善を好感した買いが優勢だった。日本時間17日夕時点の時間外取引では1万4250ドル前後で推移している。

中国国家統計局が16日に発表した11月の工業生産は前年同月と比べて6.2%増えた。伸び率は10月より1.5ポイント拡大し、5カ月ぶりの高水準となった。中国の製造業向けの需要が持ち直すとの思惑から、ニッケルや銅など非鉄が軒並み買われた。

貿易摩擦を巡る米中の通商交渉では両国が「第1段階」の合意に達した。世界経済の減速懸念が後退したことで「ニッケルは堅調な地合いが続きそうだ」(みずほ銀行金融市場部の能見真行調査役)との見方があった。

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