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ソフトバンクG孫氏「大学入試の試験科目にAIを」

講演するソフトバンクグループの孫正義会長兼社長(17日、東京都中央区)

ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長は17日、東京都内のイベントで講演し「人工知能(AI)を大学入試の試験科目にすべきだ」と話した。試験科目に設定すれば学生が勉強し、AI研究で先行する米国や中国に負けないAI人材の育成につながるとした。AIが世界の産業を変えるとの持論のもと教育も変える必要があると訴えた。

孫氏は、内閣府などが17日開いた「ムーンショット国際シンポジウム」で基調講演した。イベントは政府が新設した「ムーンショット型研究開発制度」に関連するもの。ムーンショットとは、人類を月に送った米アポロ計画のような大胆な発想に基づく研究開発をさす。孫氏は日本で今後必要な研究開発について講演した。

孫氏は1990年代後半から、日本が国内総生産(GDP)で米国、中国に引き離された要因を「情報革命が進むなか、(成長の)エンジンを失った」と分析。米中間で新たな情報革命とされるAIを巡る競争が激しくなるなか、日本は「アジアでナンバーワンのAIプラットフォームをつくることを目標にすべきだ」と話した。

インド、東南アジアなどアジア市場にまたがるプラットフォームをつくることができれば、その市場規模は米中に匹敵すると説明した。

世界に先行して高齢化が進む日本の国情を勘案し、自動運転と遺伝子解析に基づく個別化医療の2つの分野に力を注ぐべきだとも話した。

人材教育にも言及した。「日本の学生は入試で『これが出ます』となれば勉強する。AIを理解できるようになる」と大学入試科目にAIを入れるアイデアを示した。

ソフトバンクGは孫氏のもと、10兆円ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」を通じて世界のAI関連のユニコーン(企業価値1000億円以上の未上場企業)に投資している。

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