小泉環境相「日本の取り組みを発信できた」 COP25閉幕

2019/12/16 0:27
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【マドリード=安倍大資】第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)で小泉進次郎環境相は15日、閉幕会合出席後に記者団の取材に応じ「日本の気候変動に対する取り組みを発信できた。合意できなかった交渉もあったが、自ら積極的に動き、(議論に)貢献できた」と述べた。焦点の一つだったパリ協定の詳細なルールづくりは合意できずに先送りになったが、最大限の努力をしたと強調した。

小泉環境相は日本政府団の交渉の成果を強調した(15日、マドリード)

小泉環境相は日本政府団の交渉の成果を強調した(15日、マドリード)

小泉氏は10日に会場入りし、閣僚級会合に参加した。グテレス国連事務総長やCOP25の議長国を務めたチリのシュミット環境相ら各国の閣僚級らと相次ぎ会談した。2国間の会談は計36回だったという。

パリ協定のルールで積み残しだった「排出量取引」について、強硬姿勢を示すブラジルのサレス環境相ともたびたび面会し「腹を割って話した。譲歩を引き出せた」と語った。ただ合意に導くまでには至らなかった。

小泉氏は閉幕会合で約3分間スピーチした。「(排出量取引について)妥結できなかったのは残念だった。まだ意見の隔たりが残るが、決して諦めてはならない」と話し、2020年のCOP26の開催地である英国グラスゴーでの決着を支援する考えを示した。

日本の石炭火力政策に対する海外の批判については「(会合の)冒頭は『石炭祭り』だった」と表現。国内の石炭火力のあり方を再検討していく必要性を訴えた。

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