COP25議論紛糾 会期延長2日目、一部合意先送りも

2019/12/15 11:17
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COP25で議長を務めるチリのシュミット環境相=ロイター

COP25で議長を務めるチリのシュミット環境相=ロイター

【マドリード=安倍大資】第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)は15日、会期延長が2日目に入った。温暖化ガス削減目標の引き上げや、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の詳細ルールを巡って各国の意見がまとまっていない。議論が紛糾しており、一部合意が先送りされる可能性もある。

会期は当初13日までだったが、複数の論点で対立が続いている。温暖化ガス削減目標の引き上げについては、対策強化を主張する欧州連合(EU)や島しょ国と、後ろ向きな米国やオーストラリアなどが最終的な文言について大詰めの調整をしているが、意見が一致しない状況だ。

COP25でブラジルのサレス環境相と言葉を交わす小泉進次郎環境相=ロイター

COP25でブラジルのサレス環境相と言葉を交わす小泉進次郎環境相=ロイター

排出量取引のルールを巡っても意見対立が続いている。途上国で出る温暖化ガスの削減を先進国が支援した場合の、削減量の配分などの細かい規則で落としどころを見いだせていない。

議長を務めるチリのシュミット環境相が14日に各国に提示した決議案では議論が紛糾した。採択に向けて再提示しようとしているが、同日中の予定が度々延期されて15日までずれ込んでいる。一部論点が採択できないまま閉幕する見通しも出ている。

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