北朝鮮、再び「重大な実験」 ICBMエンジンか

2019/12/14 18:10
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北朝鮮の国防科学院で行われた「超大型多連装ロケット砲」の試射を視察する金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信・共同)

北朝鮮の国防科学院で行われた「超大型多連装ロケット砲」の試射を視察する金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信・共同)

【ソウル=鈴木壮太郎】北朝鮮の国防科学院報道官は14日、北西部東倉里(トンチャンリ)の「西海衛星発射場」で13日夜、「重大な実験」を再び実施したとの談話を発表した。朝鮮中央通信が14日報じた。北朝鮮は7日にも同じ場所で「非常に重大な実験」に成功したと発表しており、専門家は大陸間弾道ミサイル(ICBM)のエンジン燃焼試験だった可能性を指摘している。

報道官によると、実験は13日午後10時41分から48分にかけて実施された。具体的な実験内容には触れなかったが、「戦略的核戦争の抑止力をさらに強化するのに適用される」と語った。

7日の実験時は「朝鮮の戦略的地位をもう一度変化させる上で重要な効果を持つだろう」と説明していた。今回は「核戦争の抑止力強化」を明言したことで、ICBMのエンジンの燃焼実験だった可能性が高まったといえる。

米朝の非核化交渉が暗礁に乗り上げるなか、米国のビーガン北朝鮮担当特別代表が15日、訪韓する。北朝鮮との接触に注目が集まる。北朝鮮は自ら設定した米国との交渉期限である年末が迫っており、米国の譲歩を迫るため挑発の水位をさらに高めたとみられる。

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