ヤフー、サーバー仮想化を推進 サービス開発しやすく

2019/12/13 17:09
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ヤフーは13日、技術者向けのイベントを開いた。サーバー1台で複数の機能を同時処理させる「仮想化」を社内で進めるなど、ネットサービスの開発環境の充実に努めてきたという。消費者の個々のニーズに合ったサービスを「2~3年で実現したい」と藤門千明最高技術責任者(CTO)は意気込みを述べた。

「スピードを重要視している」と語るヤフーの藤門CTO(13日、東京・渋谷)

ヤフーは検索や電子商取引(EC)など、1日のサイト閲覧数が9302万人に上るという。利用者の膨大な要求を処理するため、「サービス開発はスピードを重要視している」(藤門CTO)。開発環境の近代化を4年ほどかけて実施してきたという。

エンジニアを集めて開発方針を共有したり、人事制度を整備したりしてきた。サーバー1台で複数の機能を同時処理させる「仮想化」を進めた結果、1年で90%の新規サーバーを仮想化できたという。

ヤフーが将来提供したいサービスについて、実際の利用シーンを動画にして公開した。

例えば、退社後にスマホのカレンダーから通知が届き、翌日の予定に子供の遠足があると知らせる。水筒を買い忘れていることに気づき、「子供用の水筒を買いたい」とスマホに音声入力すると、近くのスーパーに水筒の在庫があると表示するといった具合だ。

それだけで終わらず、スーパーに入店すると、「遠足のおやつにバナナはいかがですか」とリコメンドが届き、利用者に合った価格で購入ができる。こういったサービスを2~3年後の提供を目指す。「ユーザーにびっくりするほど便利なサービスを届けたい」と藤門CTOは意気込みを語った。

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