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格差の進展と中流意識(7) 低成長が気づかせる格差

東北学院大学教授 神林博史

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「中」意識の静かな変容は、人々が生活程度あるいは階層帰属意識を、1970年代よりも客観的に回答するようになったことを示しています。

では、なぜこのような変化が生じたのでしょうか。高度経済成長期は所得や生活水準が急激に上昇し、社会の上中下の構造や、その中での自分の位置を正確に把握するのは困難でした。このため生活程度や階層帰属の回答は曖昧なものになりがちでした。しかし、経済の低成長期には平均所得や生...

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