横浜ゴム、山石社長「より付加価値の高い商品」

2019/12/12 20:09
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横浜ゴムの山石昌孝社長は12日に都内で開いた記者会見で「2020年もプレミアム市場においてさらに付加価値の高い商品の提供を目指す」と話した。世界各地で新車販売も落ち込み、タイヤの需要にも影響を受けている。価格競争を避けるため、高付加価値な商品を拡販することで収益の向上を目指す。

横浜ゴムの山石社長は「今後も国内外のプレミアム自動車メーカーへの納入を進める」と話した

19年はトヨタ自動車の多目的スポーツ車(SUV)「RAV4」、マツダの小型車「マツダ3」、ポルシェの「カイエン」などの新車に同社製タイヤが採用された。「今後も国内外のプレミアム自動車メーカーへの納入を進める」としており、取引先への提案力を高めていく考えだ。

業界団体がまとめた20年の国内タイヤ需要予想は3年連続でのマイナス見込みと厳しく、販売量を伸ばして収益を伸ばすことは難しい。大径のタイヤやクラシックカー向けなど、ユーザーの趣味や嗜好にあった高付加価値品を売り込み、値下げ圧力をかわす。

横浜ゴムは電子部品大手のアルプスアルパインと共同で、乗用車用のタイヤで空気圧や摩耗状況、路面を検知できるようなセンサーの開発に取り組む。山石社長は「自動車メーカーが求める技術レベルは高いが、少しでも早く実用化したい」と意気込みを話した。

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