中国5県 鉱工業生産 2%低下、基調判断引き下げ

中国
2019/12/12 19:26
保存
共有
印刷
その他

中国経済産業局が12日発表した中国5県の10月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み、速報値)は前月比2.0%低下の99.1だった。マツダなどの完成車メーカーで海外の販売台数が減少したことで、部品メーカーの生産も減ったことが響いた。生産指数の基調判断は「このところ弱含み」と、3カ月ぶりに引き下げた。

個人消費と、生産や消費を含めた経済動向全体はいずれも「持ち直しの動きに足踏み感がみられる」と判断を据え置いた。渕上善弘局長は「先行きが見通せないとの声も企業から出ている。今後の動向を注視したい」と話した。

業種別の生産指数は「生産用機械工業」が前月比7.7%低下の116.2だった。台風19号の影響で他地域からの部品調達が滞ったことで、ショベル系掘削機械などの生産が落ち込んだ。自動車と同部品を含む「輸送機械工業」は6.9%低下の92.3と、5カ月連続で低下した。

百貨店やスーパーなど6つの業態の販売額は1846億円と前年同月比7.0%減った。前年よりも気温が高かったことで、秋冬物の衣料品販売が百貨店などで低調だった。ドラッグストアでは化粧品や医薬品などが落ち込み、4年7カ月ぶりにマイナスとなった。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]