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日通郡山支店移転へ 星総合病院、跡地利用に名乗り

福島県郡山市のJR郡山駅に近い大町2丁目にある日本通運郡山支店(約5000平方メートル)が移転する方針を決め、跡地の借り手として南隣に廃止した病院を持つ星総合病院(郡山市)が名乗りを上げていることがわかった。借り手企業が決まれば長年の懸案だった駅北西部の旧星総合病院一帯の再開発が動き出す可能性が高い。

日通は郡山支店を営業拠点、倉庫、駐車場などに利用している。移転後は更地にして賃貸する予定で10月末締め切りで借り手の企業を公募した。複数の企業が応札したもようで「現在選考中で最終決定する時期は未定」(広報部)という。

同支店のある大町2丁目は郡山駅前と福島や仙台方面を結ぶ旧国道4号線沿いにある。南の角地にあった星総合病院は2011年の東日本大震災で病棟が大破。13年にJRの線路を挟んだ反対側に新病院を建設して移転し、旧病院の約5200平方メートルの土地と病棟の再開発が課題になっている。

移転に合わせ、旧病院跡に高齢者向け住宅や子育て機能を持った複合施設を建設する構想をまとめた。日通の土地を合わせれば開発面積がほぼ倍になり、商業施設を併設することなどが可能になる見通しだ。

郡山市は11月末、星総合病院など市内に3カ所ある廃病院が再開発される場合、福島県から支援が得られるよう知事に要望書を提出した。市は「3つの旧病院はいずれも市の中心部にあり街づくりの上で重要。国や県の助成策などを通じて支援したい」としている。

別の企業が開発することになっても波及効果が生まれそうだ。大町2丁目には目立った集客施設がなく低層の建物や空き地が目立つ。「核になる施設ができるなら店舗やマンションを建てたいという地主が少なくない」(不動産会社)という。

3月には日通の北隣の大型パチンコ店「ガイア大町店」の土地建物を同業のニラク(郡山市)が買収した。ニラクは買収の目的を明らかにしていない。パチンコ店の東隣には星総合病院が約170台を収容できる平面駐車場を保有している。

そのため日通の土地やその周辺を巡って不動産や建設関係者には様々な思惑が広がっている。

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