[FT]ボルカー氏が遺した3つの教訓

マーティン・ウルフ
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2019/12/12 23:00
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日本経済新聞 電子版
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「ポール・ボルカー氏は私が知っている中で最も偉大な人物である。並々ならぬ勇気、高潔、洞察力、思慮、そして国家への献身など、ローマ人が美徳と呼んだものがことごとく備わっていた」――。私は、昨年出版された「ボルカー回顧録 健全な金融、良き政府を求めて」(邦訳日本経済新聞出版社)の書評の冒頭にこう書いた。

ハムレットが父について「どこから見ても男の中の男だった。あのような人には二度と会えまい」と語った…

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マーティン・ウルフ

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チーフ・エコノミクス・コメンテーター

Martin Wolf 英国生まれ。経済政策の間違いが第2次世界大戦を招いたとの問題意識から経済に関心を持つ。世界銀行のエコノミストなどを経て87年にFT入社。一貫して経済問題を執筆。現在最も影響力のあるジャーナリストとされ、その論評、発言は各国の財務相や中央銀行総裁も注目するという。

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