長崎駅にマリオット・ホテル、JR九州 25年度開業へ交渉

2019/12/12 14:27
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JR九州は12日、JR長崎駅に建設する新しい駅ビルに米マリオット・インターナショナルの高級ホテル「マリオット・ホテル」の誘致を進めていると発表した。客室数は約200室で2025年度の開業を予定する。長崎など九州では富裕層が宿泊できる高級ホテルが不足している。JR九州は九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)の22年度暫定開業で利用客が増えるとみている。

マリオット・ホテルは長崎駅に建設する駅ビルの上層階で開業する予定(写真は完成予想図)

マリオット・ホテルは長崎駅に建設する駅ビルの上層階で開業する予定(写真は完成予想図)

マリオットが長崎県内にホテルを開業するのは初めて。JR九州は同日、長崎市と駅周辺の再開発に関する連携協定を結んだ。JR九州はホテルを自社ブランドで運営しているが、外資系との契約は初めてで「マリオット」は最上級クラスとなる。市内で会見した青柳俊彦社長は「長崎で新しい市場を作っていきたい」と意気込みを語った。

新しい駅ビルは地上13階建て、延べ床面積11万4000平方メートル。ホテルは上層の7~13階に入居予定で、同2万平方メートル。

1~3階の商業施設(同4万1000平方メートル)には「長崎にないブランドの誘致も検討している」(青柳社長)。4~6階にはオフィスが入り、700~1000人働ける。1300台収容の駐車場も整備する。駅周辺には国際会議など「MICE」施設の整備が進んでおり、21年には米ヒルトンも長崎市で開業予定で、地域活性化につながりそうだ。

長崎新幹線の整備方式について、佐賀県の山口祥義知事が11日に国土交通省と議論を始める考えを示したことについて、青柳社長は「大変喜ばしい。一歩前進している」と話した。

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