不当な扱い、象徴的に描く 映画「ある女優の不在」

アートレビュー
2019/12/13 14:00
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日本経済新聞 電子版
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2010年にイラン政府から映画製作を禁じられたジャファル・パナヒ監督。それでも「これは映画ではない」を自宅軟禁中に作り上げ、その後も「人生タクシー」などを発表して当局に抵抗してきた。そんなパナヒ監督の新作である。

女優志願の若い女性が自殺した真相を探り回るロードムービーの体裁をとりながら、イラン映画の女優の置かれた状況を象徴的に描き出している。だが同時に、監督自身が当局から映画製作を禁じられた圧…

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