NYダウ29ドル高 FOMC受け、上げに転じる

2019/12/12 6:25
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【NQNニューヨーク=川内資子】11日の米株式相場は小幅に3営業日ぶりに反発した。ダウ工業株30種平均は前日比29ドル58セント(0.1%)高の2万7911ドル30セントで終えた。米連邦準備理事会(FRB)の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を受け、低金利政策が今後も長期にわたって続くとの見方が強まった。発表前は小安く推移していたが、上昇に転じた。ハイテク株を中心に買いが優勢となった。

FOMCでは4会合ぶりに政策金利の据え置きを決め、声明では「金融政策は現在のスタンスが適切」と指摘した。参加者の政策金利見通し(ドットチャート)では来年いっぱいの金利据え置きを示した。FRBは利上げを急がないとの見方が改めて強まり、株の買い安心感が広がった。

ハイテク株など、低金利の局面で買われやすい高PER(株価収益率)銘柄を中心に買われた。航空機・機械関連のユナイテッド・テクノロジーズのほか、映画・娯楽のウォルト・ディズニー、スマートフォンのアップルの上昇も目立った。

ただ、上値を追う動きは限られた。米国の対中制裁関税「第4弾」の発動期限を15日に控えており、米中協議の動向を見極めたいという市場関係者が多い。

FOMCの結果発表前にダウ平均は下げる場面が目立った。2021年1月期通期の業績見通しが市場予想を下回ったホームセンターのホーム・デポ、前日夕に石油・ガス関連の資産の減損計上を発表した石油のシェブロンが下落してダウ平均の重荷となった。

ナスダック総合株価指数は同37.867ポイント(0.4%)高の8654.051で終えた。

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