関電、経営の監視強化へ監査委設置会社検討
金品問題受け
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関西電力の役員らが福井県高浜町の元助役から多額の金品を受け取っていた問題を受け、同社はガバナンス(企業統治)を強化する。社外取締役を中心にした委員会が経営を監督する「監査等委員会設置会社」に移行する検討に入った。関電は金品問題を巡り、隠蔽体質が背景にあるなどと批判されており、第三者が経営を監視する組織にし、経営の透明性を高めたい考えだ。
日本には企業統治の観点で3つの会社形態がある。現在の関電も含め、一般...
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