東北電力新社長、かじ取り難しく 再エネなど課題

東北
2019/12/11 19:00
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東北電力は11日、樋口康二郎副社長が社長に就く人事を発表した。就任は2020年4月1日付。女川原子力発電所(宮城県女川町、石巻市)2号機の再稼働に道筋がつく一方、東通原発(青森県東通村)や女川3号機の再稼働、再生可能エネルギーの普及など経営基盤の強固に向けて課題は多く、新社長は難しいかじ取りを迫られそうだ。

東北電力の原田宏哉社長(右)と次期社長の樋口康二郎副社長(左)(11日、仙台市)

樋口副社長は東日本大震災後の11年6月に原町火力発電所(福島県南相馬市)の所長に就くなど主に「火力畑」を歩んできた。原田宏哉社長は樋口氏について「業務全般で幅広い経験があり、誠実でリーダーシップと決断力がある」と評する。

女川2号機が事実上の合格となる中、樋口副社長は女川3号機の審査申請時期については「現時点では考えていない」とした上で「再エネでは系統連系の問題もあるが、バランス良く進めていきたい」と再エネの普及に向けても意欲を見せた。

原田社長は女川2号機の再稼働や20年4月の発送電分離などを挙げ「新体制で新たな挑戦をする必要があり、このタイミングでの発表となった」と話した。

東北電力は20年4月に送配電部門を継承して事業を始める「東北電力ネットワーク」の社長に坂本光弘副社長が就く人事も発表した。就任は20年4月1日付。

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