サウジ、カタール和解進行か 首脳会議にカタール首相出席

2019/12/11 2:21
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【リヤド=岐部秀光】サウジアラビアなど6カ国で構成する湾岸協力会議(GCC)は10日、サウジ首都リヤドで首脳会議を開いた。サウジなどから2017年に一方的に断交を通告されたカタールはタミム首長が検討していた参加を見送ったものの、アブドラ首相が会議に出席し、一定の和解が進行している可能性を示した。

10日、リヤドを訪れたカタールのアブドラ首相(左)と会談したサウジのサルマン国王=ロイター

リヤドの通りには前日からGCC各国の旗に混じってカタールの旗も掲げられた。サウジはアラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、エジプトとともに17年6月にカタールへ断交を通告した。孤立したカタールはイランに接近した。

対イランで包囲網づくりを急ぐ米国は事態を深刻視しはじめ、サウジとカタールに和解を呼びかけた。9月にサウジ東部にある石油施設が攻撃を受ける事件が発生し、サウジはカタールとの和解を真剣に検討し始めたもようだ。サウジは攻撃にイランが関与したと指摘している。

GCC首脳会議は声明で、安全保障面での協力強化の必要性を訴えるとともに、2025年までに共通金融経済圏を創設することを打ち出した。

GCCはサウジ、カタール、UAE、クウェート、オマーン、バーレーンの6カ国で構成する。18年12月にリヤドで開かれたGCC首脳会議ではカタールは外務担当国務相を派遣していた。

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