RCEP「課題解決に取り組む」、梶山経産相が印訪問

2019/12/10 23:59
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【ニューデリー=馬場燃】インド訪問中の梶山弘志経済産業相は10日、ゴヤル商工相と会談した。インドが離脱を示唆している日中韓など16カ国による東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉を巡り「インドの参加に向け残された課題解決に取り組む」と伝え、2020年の合意をめざす考えを強調した。

梶山経産相

経産相は会談後の記者会見で「インドの産業競争力の強化と輸出利益の実現が重要な課題になる」と語った。日本とインドは20年1月にも次官級の政策対話の場を設け、インドの工業団地整備や物流コスト削減といった具体的な議論を始める。「懸案を解決すれば16カ国による妥結の可能性はある」と言及した。

一方でゴヤル商工相は同日のインドの議会で「貿易赤字の問題がありRCEPには参加しない」との見解を改めて表明した。インド経済が急速に鈍化するなか、RCEPで打撃を受ける国内の農家らに配慮を示した発言とみられ、交渉の行方は不透明になっている。

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