比南部の戒厳令解除へ 今月末、過激派脅威減退で

2019/12/10 22:08
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【マニラ=共同】フィリピンのパネロ大統領報道官は10日、ドゥテルテ大統領が南部ミンダナオ島に出されている戒厳令を延長しない意向だと明らかにした。戒厳令は同島で軍とイスラム過激派の戦闘が始まった2017年5月に布告、3度延長されたが、有効期限の今月末で解除される。

紛争の跡が生々しく残る市街地(フィリピン南部マラウイ市)

ロレンザーナ国防相は4日、過激派の脅威が減退したとして戒厳令の延長不要をドゥテルテ氏に進言していた。パネロ氏は「戒厳令がなくとも軍が平和と治安を維持できると確信している」との声明を出した。

戒厳令下では、軍と警察は令状がなくても身柄拘束や捜索ができる。フィリピンでは1972年に故マルコス元大統領が戒厳令を出し、長期独裁政権の足掛かりにしたことから、戒厳令に対する反発や警戒も根強い。

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