玉沢元防衛長官撃たれる 銃持ち自首の82歳を逮捕

2019/12/10 20:48 (2019/12/11 1:29更新)
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銃撃事件を受け、玉沢元衆院議員の自宅周辺に集まった報道関係者ら(10日夜、盛岡市)=共同

銃撃事件を受け、玉沢元衆院議員の自宅周辺に集まった報道関係者ら(10日夜、盛岡市)=共同

防衛庁長官や農相を務めた玉沢徳一郎元衆院議員(81)が10日午後、岩手県内で、拳銃で撃たれたことが捜査関係者への取材で分かった。玉沢氏の親族によると、現場は盛岡市の自宅周辺で、足を撃たれたが命に別条はないとみられる。男が盛岡東署に拳銃を持っているとして自首し、県警は銃刀法違反(加重所持)の疑いで現行犯逮捕した。

県警によると、男は同県奥州市水沢羽田町、農業、高橋脩(ひさし)容疑者(82)。逮捕容疑は10日午後2時10分ごろ、盛岡東署で回転式拳銃1丁と実弾1発を所持した疑い。拳銃には空の薬きょうが残っており、撃った形跡があった。

玉沢徳一郎元衆院議員=共同

玉沢徳一郎元衆院議員=共同

関係者によると「選挙の恨みで撃った。金銭トラブルがあった」と玉沢氏銃撃も認めている。高橋容疑者は玉沢氏の同級生という。

インターネット上では、玉沢氏の高校の同級生を名乗る容疑者と同姓同名の人物が告発文を投稿。1972年に選挙資金として貸した1千万円が返済されていないとして、2014年に玉沢氏を提訴したなどとつづられている。請求は時効を理由に棄却されたという。

玉沢氏の長男、正徳さん(48)は「驚いている。最近は隠居して平穏に過ごしていたのに」と言葉少なだった。

玉沢氏は岩手県出身。1976年、衆院議員に初当選した。自民、社会、さきがけの村山政権で防衛庁長官、小渕政権、森政権では農相を務めた。2009年の衆院解散に伴い政界を引退した。〔共同〕

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