NZ火山噴火被害、刑事責任追及へ 死者6人に

2019/12/10 19:47
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【シドニー=共同】ニュージーランド北島沖にある火山島ホワイト島の噴火で、同国警察はツアー客に死傷者が出たことを巡り刑事責任を追及する見通しだ。火山活動の活発化で警戒レベルが11月に引き上げられたのにツアーが続いた経緯を調べる。警察は10日、新たに1人の死亡を確認し、死者は計6人となった。8人が島に取り残され行方不明で、警察は生存者はいないとみている。

 9日、ニュージーランドの火山島ホワイト島の噴火(MICHAEL SCHADE提供、AP=共同)

9日、ニュージーランドの火山島ホワイト島の噴火(MICHAEL SCHADE提供、AP=共同)

アーダーン首相は10日、議会演説で「この出来事に関してはより大きな疑問が出てくる。問われなければならないし、答えられなければならない」と述べ、責任追及が必要との見解を示した。

ホワイト島では11月、二酸化硫黄ガスの噴出や震動の増加により、警戒レベルが5段階で最も低い「1」から「2」に引き上げられていた。

警察などによると、噴火当時、ホワイト島を訪れていたのは、同国やオーストラリア、米国、ドイツなどからの観光客ら47人。北島タウランガに寄港していたオーストラリア・シドニーからの巨大クルーズ船の乗船客が大半で、2グループに分かれていたとみられる。

噴火直前には火口付近を歩く観光客の姿もライブカメラに映っていた。警察は安全とはいえない状況下でツアーを催行した責任はどこにあるのか関係者から事情を聴くとみられる。

30人がやけどなどで入院中。別に3人が退院した。

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