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介護休暇、21年から1時間単位で取得可能に 厚労省

厚生労働省は10日、現在半日単位としている介護休暇の取得を1時間単位で取れるよう緩和する案をまとめた。家族の介護や病気やけがをした子どもの看護をする場合にも取得できる。2021年1月から適用する。

同日、労使の代表や学識者で構成する労働政策審議会(厚労相の諮問機関)の分科会で省令改正案などを示し、承認された。育児・介護休業法の施行規則などを見直す。仕事と介護や子育てを両立する人が増えるなか、それぞれの事情に応じて柔軟に働きやすい体制を整える狙いがある。

もともと介護休暇の取得は1日単位だったが、厚労省が17年に半日単位で取得できるように制度を改正した。だが介護休暇の取得日数は年5日までと定められており(2人以上の家族を介護している場合は10日)、半日単位では使いづらいなどの指摘が出ていた。

政府も6月に閣議決定した経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)で、介護休暇の1時間単位の取得が可能となるように、法令の見直しを求めていた。年間約10万人いるとされる介護離職者の防止につなげたい考えだ。

労政審では同日、職場でのパワーハラスメント(パワハラ)防止を企業に義務付ける一連の省令改正案なども正式に承認した。大企業は20年6月から、中小企業は22年4月から適用される。

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