MV東北とイオンリテール東北、統合新会社「イオン東北」に

東北
2019/12/10 18:35
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イオングループのマックスバリュ(MV)東北とイオンリテール東北カンパニーは10日、2020年3月に経営統合する具体策や今後の戦略を発表した。イオンが東証2部上場のMV東北を完全子会社化したうえで東北カンパニーの食品スーパー事業を移し、社名を「イオン東北」に変更する。東北6県ではヨークベニマルに次ぐ年商2000億円規模の食品スーパーが誕生するという。

経営統合について会見する(右から)イオンリテールの辻雅信専務執行役員と、マックスバリュ東北の佐々木智佳子社長(10日、秋田県庁)

統合は株式交換でMV東北株1株に対しイオン株0.65株を割り当てる。MV東北は20年2月5日に臨時株主総会を開き、株式交換を決議。2月27日に上場廃止(2月26日が最終売買日)となる。

MV東北は秋田、山形、青森、岩手の4県に95店舗を持つ。新会社はイオンリテール東北カンパニーが東北6県に展開する59店舗のうち食品スーパー部門を引き継ぐ。モール以外のテナント管理も承継する。店名は変えない。本社は秋田市に引き続き置く。

10日秋田県庁で開いた記者会見でイオンリテールの辻雅信専務執行役員(東北カンパニー支社長)は「仕入れ先の集約など統合で規模の利益が見込める」と話した。

MV東北の佐々木智佳子社長は「30年2月期に売上高3600億円、東北でシェアナンバーワンをめざす」と話した。統合後2年間は老朽化した店舗をテコ入れし、その後小さな商圏の新型店舗や移動販売、ネット通販などに取り組むという。

今回の統合はイオングループが進める食品スーパーの再編の一環。人口減少や高齢化が急速に進む東北で意思決定を迅速にするために、MV東北の完全子会社化を選んだ。

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