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テクノフレの前島社長「防災関連 成長ドライバーに」

2019/12/10 16:42
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配管同士を接続する管継ぎ手のメーカー、テクノフレックスが12月10日、東証2部に上場した。初値は1062円と公募・売り出し価格(公開価格、900円)を18%上回った。終値は1071円だった。同日、記者会見した前島岳社長は「防災関連事業を成長ドライバーにしたい」と語った。主なやりとりは以下の通り。

――初値が公開価格を上回りました。

記者会見するテクノフレックスの前島岳社長(10日午後、東証)

記者会見するテクノフレックスの前島岳社長(10日午後、東証)

「株主から熱く期待されている数字だと感じている。さらに上がるように頑張りたい」

――主な製品と強みは何ですか。

「主力製品は金属製だが曲がったり伸び縮みしたりする配管用の継ぎ手だ。取り付ける配管の変形や振動を吸収できる。例えば阪神大震災の時も石油備蓄タンクにつないだ継ぎ手は折れず、重油の漏れを防げた」

「顧客が重視する品質と豊富な製品群が、強みだ。製品の中核部分を中国とベトナムの工場で製造することで、コスト競争力が高いことも特色だ」

――前身の会社まで遡ると創業40年を超えます。このタイミングで上場する狙いを教えてください。

「上場はかなり前から検討していた。我々は継ぎ手を主体として、関連する工事などを手掛ける企業をM&A(合併・買収)して事業を拡大してきた。これから中小企業の大廃業時代を迎えるなか、上場によって信頼を築き、技術を持つ企業の受け皿になりたい。事業拡大で必要となる人材採用にも信頼の獲得が欠かせない」

――株式の公募は一部の自己株式の処分で、新規発行はありません。

「足元で株式発行が必要な調達の予定はないが、今後大型の設備投資やM&Aなどのときには考えたい」

――今後の成長をけん引する製品は何ですか。

「管継ぎ手は、老朽化する水道管の更新での需要が見込める。さらに成長ドライバーとして大きいと考えるのが防災関連事業だ。たとえば自然災害で断水が生じたときにも水を供給できる貯水タンクや、火災の初期消火に役立つスプリンクラーの設置工事などは需要が増えるだろう」

――成長の目標と株主還元をどのようにお考えですか。

「2021年12月期の自己資本利益率(ROE)は10%以上(18年12月期は8%)を目指したい。連結配当性向は40%以上が目標だ」

(森国司)

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