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インテル、量子計算機向け半導体 制御機器の簡素化に道

【シリコンバレー=佐藤浩実】米インテルは9日、量子コンピューターでの利用を見込む半導体を開発したと発表した。量子計算に使う「量子ビット」を制御するための半導体で、現在の量子コンピューターで使われている制御用の電子機器を簡素化できる可能性があるという。10月に米グーグルが「量子超越性の達成」を公表して以降、IT(情報技術)業界で量子技術研究の進捗を公表する動きが目立っている。

インテルは量子コンピューター関連の研究の進捗を公表。量子ビットを制御するチップセット(写真)を披露した

インテルが発表したのは「ホースリッジ」と呼ぶチップセットで、オランダのデルフト工科大学の研究機関であるQテックと共同で開発した。複数の量子ビットを制御するために従来必要だった大量のケーブルを、紅茶の受け皿ぐらいの大きさのチップで代替できるという。商業利用をめざす大規模な量子コンピューターを開発するのに役立つとみている。

量子コンピューターは量子力学という物理法則を使った次世代の計算機。「0であり、かつ1でもある」状態を示す、量子ビットという単位を用いて計算する。従来型のコンピューターでは計算が難しい複雑な問題を、短時間で解けるようになると期待されている。

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