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欧米製薬大手、米のがん治療薬メーカーを相次ぎ買収

【ニューヨーク=西邨紘子】製薬大手の米メルクと仏サノフィは9日、それぞれがん治療薬を手掛ける同業の買収を発表した。メルクは中堅の米アーキュールを27億ドル(約2900億円)で、サノフィは新興の米シンソークスを25億ドルで買収する。両案件とも1株当たりの支払額は、直近終値に100%を超える大幅なプレミアム(上乗せ)となった。がん分野で、各社の新薬取り込み競争が激しくなっている様子がうかがえる。

欧米製薬大手ががん治療薬候補の拡充を競う(写真は米メルク社屋)=ロイター

メルクはアーキュール1株当たり20ドルの支払い条件でTOB(株式公開買い付け)を実施する。アーキュールが持つ血液がんの新薬候補「ARQ531」などを取り込み、主力のがん分野で品ぞろえ強化につなげる。アーキュール株の6日終値は9.66ドルだった。

一方、サノフィはシンソークス株の6日終値に172%のプレミアムをつけた1株当たり68ドルの支払いで合意した。シンソークスはがんや自己免疫疾患の治療薬を手掛けるバイオベンチャー。複数のタイプのがんを対象とした新薬候補「THOR-707」が治験段階にある。

メルク、サノフィともそれぞれ2020年1~3月期中の手続き完了を見込んでいる。

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