トランプ氏弾劾決議へ詰め 米下院委、2回目の公聴会

2019/12/10 6:55
保存
共有
印刷
その他

【ワシントン=芦塚智子】米下院司法委員会は9日、トランプ大統領のウクライナ疑惑に関する2回目の公聴会を開いた。下院情報特別委員会がまとめた弾劾調査の報告書を受け、トランプ氏の弾劾訴追を目指す民主党と、反対する共和党の法律顧問がそれぞれの見解を述べた。民主党が多数派の司法委員会は弾劾決議案の作成を急ぎ、週内の採決を目指す。

トランプ米大統領の弾劾調査に関する公聴会を開いた下院司法委員会のナドラー委員長=ロイター

民主党側の法律顧問は、トランプ氏が政敵であるバイデン前副大統領の不正を調査するようウクライナ政府に圧力をかけたとして「個人的な政治的利益のために大統領の職権を乱用した」と指摘した。今後も2020年の大統領選に向けて外国政府の介入を求める可能性があると警告した。

一方で共和党側の法律顧問は「民主党の弾劾調査報告書は大統領が職権を乱用したことも、議会の調査を妨害したことも証明していない」とし「伝聞や推測、臆測に満ちている」と批判した。トランプ氏にはバイデン氏の不正調査を要請する「正当な根拠があった」と主張した。

米メディアによると、民主党は今月中にも過半数を占める下院本会議で弾劾決議案を可決し、弾劾訴追に踏み切る構えだ。

日経電子版が最長2月末まで無料!
初割は1/24締切!無料期間中の解約OK!

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]