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南アで大規模計画停電、鉱物採掘が中断

【イスタンブール=木寺もも子】南アフリカの国営電力会社エスコムは9日、最大で6000メガワット分の計画停電を行うと発表した。南アはたびたび計画停電に見舞われているが、地元メディアによると、計画停電の仕組みを導入した2008年以降で最大の規模になる。発電施設の不具合に悪天候が追い打ちをかけているもようだ。複数の鉱山会社は同日、採掘活動を一時中止する方針を明らかにした。

今年3月の計画停電の際、暗闇でろうそくの明かりをともす人々=ロイター

ダイヤ探鉱・採掘を手掛ける英ペトラ・ダイヤモンズは9日、エスコムから電力消費を最低限にするよう求める通知を受けたとして、南アでの採掘活動を停止すると発表した。安全確保のため地下の従業員を地上に引き上げさせるという。プラチナや金の鉱山大手も夜間の操業を停止したと報じられている。

エスコムは火力発電所で起きた故障により、5日から全国的な計画停電を始めた。降り続いた大雨などが重なって停電規模が拡大し、一般家庭やビジネスに深刻な影響が出ている。

国内の電力供給をほぼ独占するエスコムは今年1~3月にも火力発電所の不具合や燃料不足などから計画停電を行い、同期間の南ア経済がマイナス成長に落ち込む原因を作った。

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