インドネシア通販大手ブカラパック、創業者が来年1月に退任へ

アジアBiz
2019/12/9 21:52
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【ジャカルタ=鈴木淳】インドネシアのネット通販大手、ブカラパックは9日、共同創業者のアフマド・ザキ最高経営責任者(CEO)が退任すると発表した。同社は9月、「持続可能な経営を目指す」などとして、全従業員の約1割を解雇していた。経営陣の刷新で経営の立て直しを進める。

2020年1月に退任するインドネシアのネット通販大手、ブカラパックのアフマド・ザキ最高経営責任者(CEO)

2020年1月6日付で、インドネシアの中堅行ブコピン銀行のラフマット・カイムディン取締役が新CEOに就任する。同氏は声明で「ブカラパックの成長を次の段階に到達させることに関われることを誇りに思う」と述べた。ザキ氏は創業者兼相談役として、同社に一定の関与を続けるほか、スタートアップ企業の経営に助言するメンターとしても活動するという。

ブカラパックは10年にザキ氏らが創業したネット通販企業で、最近では中小零細の小売店のデジタル化の支援も行っている。インドネシアに5社しかない、企業評価額10億ドル(約1100億円)以上の非上場企業である「ユニコーン企業」のひとつにまで成長した。

インドネシアのネット通販は急拡大しているが、最大手のトコペディアや中国アリババ集団系のラザダなど有力企業がひしめき、競争が激化している。ブカラパックは最近、成長より収益性を重視する経営方針に転換し、従業員のリストラを含む経営の見直しを進めていた。

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