ブレるGDP、日本はG7で最大 揺らぐ統計の信頼
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内閣府が9日発表した2019年7~9月期の国内総生産(GDP)改定値は前期比年率で実質1.8%増となり、1カ月弱前の速報値から1.6ポイントの大幅上方修正となった。ほぼゼロ成長とみられた増税直前の日本経済は、駆け込み需要などで比較的高めの成長を記録したという評価に一変した。
国内総生産(GDP)統計は発表のたびに更新され、数字が大きく変わることが珍しくない。経済協力開発機構(OECD)のデータをも...
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