北陸電、出力制御の準備要請 再生エネ事業者に

2019/12/9 19:58
保存
共有
印刷
その他

北陸電力は9日、エリア内の太陽光や風力の発電事業者に出力制御の準備を要請すると発表した。電気はつくる量と需要が一致しないとシステムが不安定になり、停電するリスクもある。太陽光などの再生可能エネルギーを使う事業者に出力を制御できるよう設備の改善を促し、安定して電力を送れるようにする。

北陸電力は再生エネ発電事業者に出力制御の準備を要請する(富山市の本店)

太陽光などで発電した電気を直流から交流に変えて送電網に流す装置「PCS」に、出力制御機能を付けてもらう。2022年度には設備改善が済み、北陸電側が自動で制御できる体制が整う見通し。

同社の送配電網に接続、もしくは接続契約を申し込んでいる太陽光発電設備の能力は131万キロワット。志賀原子力発電所(石川県志賀町)2号機に匹敵する。同様に風力発電設備も97万キロワットある。今後、契約を申し込んでいる設備が稼働して発電量が増えれば、送電が不安定になる可能性があるとみて出力制御の準備を要請することにした。

大手電力会社ではエリア内で太陽光発電が盛んな九州電力が18年に出力制御を実施した。四国電力沖縄電力なども再生エネ発電事業者に出力制御の準備を要請している。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]