イースター島にクレーン寄贈 タダノ、物資輸送に

四国
2019/12/9 19:25
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タダノは9日、チリのイースター島を管轄する州政府にクレーンを寄贈した。今年創業100周年を迎え、記念事業の一環として生活物資の運搬やインフラ整備などにクレーンを役立ててもらう。同島の文化遺産であるモアイ像の修復を目的に1992年と2005年にクレーンを1台ずつ寄贈しており、今回で3台目となる。

クレーン寄贈の会見に出席した多田野社長(右)とチリのフィオル駐日大使(9日、香川県さぬき市)

同日、チリの駐日大使を志度工場(香川県さぬき市)に招き、式典を開いた。寄贈したのはつり上げ能力100トンのクレーン。本体価格は輸送費などを含めて8000万円。12月中に日本から輸送して来春にイースター島に到着、早ければ5月にも作業できるようにする。

多田野宏一社長は「イースター島の人々の生活や、チリの観光振興に貢献できるのは喜ばしいこと」と述べ、フリオ・フィオル駐日大使は「タダノのクレーンがなければ、今のイースター島の姿はなかった」と答えた。

クレーンの寄贈は1988年、日本のテレビ番組で当時のイースター島を管轄する州の知事が「クレーンがあれば倒れたモアイ像を起こせるのに」と発言。その番組をタダノの社員が見ていたことをきっかけに始まったという。

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