MTG社長「業績回復で責任果たす」 赤字転落や株価低迷で

2019/12/9 19:30
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トレーニング機器「シックスパッド」などを販売するMTGは9日、都内で決算会見を開いた。赤字転落や決算発表の遅れ、株価低迷について松下剛社長は「関係者に迷惑をかけて申し訳ない」と陳謝し、「業績を再び軌道に乗せて責任を果たす」と述べた。

決算発表の遅れなどを陳謝するMTGの松下剛社長(左)(9日、東京)

同日発表した2019年9月期の連結決算は最終損益が262億円の赤字(前の期は40億円の黒字)だった。中国の電子商取引(EC)規制を背景に、国内外で「リファ」ブランドの美容ローラーの販売が悪化。リファの売上高は130億円と6割減った。

もともと11月14日に決算発表する予定だったが、韓国子会社の販売先の在庫状況についてMTGの会計監査人に通報があり、社内調査に時間がかかるとして延期になっていた。韓国の事案について「決算への影響はなく、監査法人の了承も得た」(松下社長)としている。

9月末時点の現預金残高は138億円と、前年同月末比で5割強減ったが、借入金はなく、自己資本比率は77%ある。「今期計画は現在の現預金で対応可能だ」(松下社長)という。20年9月期は20億円の営業赤字見込みで、キャッシュ流出が続く可能性もある。新製品が計画通り軌道に乗るかも未知数だ。先行きは予断を許さない。

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