島津製作所、体脂肪減る弁当を提供 従業員向け
島津製作所は9日、従業員向けに機能性食品を多く使った弁当の提供を始めたと発表した。農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)が開発。食物繊維などを多く含み、継続して食べると内臓脂肪の減少効果が期待できる。現在は一部の従業員のみだが、来年度には売店での販売や食堂での提供も検討する。
「NARO Style弁当」は農研機構が開発したもち麦などを使い、平日の昼食として12週間食べ続けると内臓脂肪が減った結果が出た。
島津は8月に農研機構と共同研究を開始。野菜などの成分を分析する際に、島津の分析装置を活用している。島津は健康経営を標榜し、自社の技術や共同研究の成果などを従業員にも提供する方針だ。
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