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宅配クライシスから2年 「ギグワーク」が輸送網救う

宅配危機を越えて(1)

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「こんにちは、アマゾンです」。10月28日朝、デニム地のつなぎの作業着に腕を通した永田浩は、名古屋市内の住宅街にあるマンションのインターホンを鳴らした。

ネット通販大手のアマゾンジャパン(東京・目黒)は8月、個人の運送事業者に配送を委託する「アマゾンフレックス」を首都圏に続いて名古屋で始めた。その直前に永田は10年ほど勤めた工場を辞め、40万円で中古の軽バンを買ってフリーのドライバーになった。

1日8時間の配達で収入は約1万5千円。月収40万円を目標に、スマートフォンのアプリから自分でシフトを組む。月4回ほど自宅のある静岡県磐田市から名古屋へ通い、インターネットカフェや車中で寝泊まりする。空いた時間にネットで単発の仕事を請け負う「ギグワーカー」だ。

荷台はいつも約70個のアマゾンの段ボールでいっぱいだ。永田は「アマゾンでモノを買う人がいる限り無職にはならない」...

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