1台3役のサービスロボ オムロン、商業施設向け

2019/12/9 17:44
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オムロンは案内、警備、掃除を1台でこなす新型ロボットを開発した

オムロンは案内、警備、掃除を1台でこなす新型ロボットを開発した

オムロンは9日、商業施設やオフィス向けに清掃、警備、案内をする1台3役のロボットを開発した。自動運転などに使われる高性能センサー「LiDAR」を搭載し、自動走行する。2020年5月に提供を始め、サービス業や流通業の人手不足に対応する。1台月20万円で利用できるサブスクリプション形式を採用し、30年度までに1万台の利用を目指す。

ロボットの大きさは高さ87センチ、幅50センチ、奥行き79センチ。ロボットを手押しすることで地図や移動ルートを設定できるため、プログラミングなどの専門知識は不要だ。LTE回線に接続すれば、搭載しているカメラの映像をクラウド上で確認できる。一回の充電で5~6時間程度走行できる。

開店前は掃除機の機能で清掃、開店中は搭載しているディスプレーやスピーカーで店内の案内を、閉店後はカメラを使って警備をするといった使い方が想定される。従来は1台で1つの機能しか持たない単機能ロボットが多く、機能ごとに使う時間帯が異なるため稼働率が低かった。

オムロン傘下のオムロンソーシアルソリューションズが小売店などを対象に貸し出す。購入後のメンテナンスやソフトウエアの更新、通信費などを含めてサービスとして提供する。

オムロンは工場で使われる無人搬送ロボットなどを手掛けてきた。サービス分野に使われるロボットを販売するのは初めてで、現場の店員らに専門知識がなくても利用できるよう新たに設計し直した。人手不足が顕著な清掃、警備、案内業務を1台でこなせるようにすることで、流通業などのニーズを取り込む。

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