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段ボール需要、20年は0.7%増止まり 業界予測
通販向け伸び鈍化

2019/12/9 17:14
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全国段ボール工業組合連合会(東京・中央)は、2020年の段ボールの需要量が145億平方メートルと前年比0.7%増えるとの予測をまとめた。ただ、19年の需要量は144億平方メートルと18年に比べて微増にとどまる見込みで、昨年12月に発表した19年予測(前年比1.3%)を下回る。市場拡大をけん引してきた通販向けの伸びが落ち着くほか、省資源化の流れが強まるなど需要の伸びが鈍化している。

主な用途では、全体の41%を占める「加工食品用」は1%程度増えると予測する。一人暮らしや働く人が増えた結果、調理時間の短縮や個食化に対応する冷凍食品や調理済み食品の需要が底堅い。東京五輪開催に伴うインバウンド(訪日客)需要も加わるとみる。

「電気器具・機械器具用」(構成比8%)は、五輪前のテレビの買い替え需要や家電製品のインバウンド需要は限定的とみて前年並みとした。

ここ数年、前年比5%以上の成長が続く電子商取引(EC)を含む「通販・宅配・引っ越し用」(構成比5%)は、2%強の伸びにとどまる。消費税増税後の消費の反動減に加え、一部で段ボールを使わずに運ぶ動きが出てきているためだ。

連合会の大坪清理事長は「平方メートル数でみれば微増だが、通販・宅配では商品の大きさに合わせた梱包が広がっており、箱数ベースでは伸びると期待している」と述べた。

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