再生医療実用化へ協働を 中辻憲夫氏
京都大学名誉教授(幹細胞生物学)

私見卓見
2019/12/10 2:00
情報元
日本経済新聞 電子版
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幹細胞を用いる再生医療への関心が高いが、その実用化には課題も多い。医学や生物学、化学、工学など多分野の学際的な研究開発が不可欠だ。基礎研究・臨床研究・産業化をそれぞれ担う複数セクターによる対等で相補的な協働も重要だ。日本ではiPS細胞への「選択と集中」が10年以上続いているが、研究動向が不断に変化する状況では、既定路線への固執による弊害が生じる。

多分野の学際研究が必要なのは、細胞だけでは困難な…

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